フィットネスとは望ましい状態またはそのために行う活動などを意味します。
言い換えると毎日を自分らしく生き生きと過ごすための考え方や行動になります。
そこで質問です。より良い自分になるためにはどうすればいいの?
いきなりこんな質問がきたら、すぐに答えるのって難しいですよね。
明確な答えはないのですが1つの考え方として「今の自分よりもちょっとだけよい自分を思い浮かべながら日々を過ごす」があげられます。
今回はコーチングという手法を用いて、より良い自分になるための方法をご紹介します。
コーチングとは

コーチングについて鈴木義幸氏の著書『コーチングの基本』の中で以下のように述べています。
対話を重ねることを通じて、クライアントが目標達成に必要なスキルや知識、考え方を備え行動することを支援するプロセスである。
引用元:コーチングの基本より
コーチングでは、人に言われて何かをするというのではなく日々の気づきや自己成長をもとに自らの意思で目的に向かって歩いていきます。
目的に向かうためのステップとそれを促す質問を記載しましたので、よかったら実践してみてください。
1. 目的と目標設定
目的と目標は似ているようで意味が全く違います。目的はゴールを指し、目標はゴールに向かうためにやることになります。
したがって、まず目的を明確にしてから目標を決めていきます。
理想の未来が目的だとすると、そのためにどのような状態が望ましいのかが目標になります。目標についてはいつまでに達成するのか期限を決めることが大切です。
目的と目標設定のやり方は『理想の未来を見つけるヒント』で紹介しているので、よろしければ一読してみてください。
目標を設定するための3つの質問
① 達成したい目標は何ですか?
② 何のためにこの目標を達成したいのですすか?
③ 目標を達成することで何を手に入れることができますか?
2. 現状の明確化
目的と目標が決まったら、今自分が目的に対してどこにいるのかを把握するために現状を知る必要があります。
現状を明確にするための3つの質問
① 目標が達成された状態を100点とすると現状は何点ですか?
② 目標達成に向けてこれまでに取り組んだこと、現在取り組んでいることはありますか?
③ いままで取り組んだ結果どんな変化や進展がありましたか?
3. ギャップの分析(目標達成できない理由や背景)
現状が明確になったら、目標と現状とのギャップが何なのかを考えていきます。
ギャップを分析するための3つの質問
① ギャップが生じている原因は何だと思いますか?
② 目標を達成するために変えなくてはいけない習慣はありますか?
③ 目標達成を妨げているご自身の課題は何かありますか?
4. 行動計画の作成

ギャップが分析できたら、それについての対策を計画していく必要があります。
行動計画を作るための3つの質問
① 今日から始められるものと辞められる行動は何かありますか?
② その行動をいつどこで誰に対して実行するのですか?
③ その行動をさらに効果的にするために工夫できることは何かありますか?
このような流れで進めていくと考え方が整理できて、よりスムーズに目的に向かっていけます。より良い自分になるためのヒントとして、ぜひご活用ください。
トレーニングの始め方については『機能的で役立つトレーニングFトレとは』の記事で紹介しているので、こちらも併せてお読みください。
通常コーチングは専門知識を持ったコーチのもと実践していきますが、セルフコーチングでも効果的に進めることも可能です。
コーチングの理解をより深めるためにページの冒頭で紹介した『コーチングの基本』をお読みいただくことをお勧めします。書籍のリンクを貼っておきますので、ぜひ読んでみてください。
理想の未来に向かって、今の自分よりもちょっとだけよい自分を思い浮かべながら日々を過ごしていきましょう!
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