スポーツや運動は、健康や娯楽と結び付けられることが多いですが、実は「学力」とも大きく関係しています。適度な運動をすることで、脳によい影響を与えることが研究によってわかってきています。

こちらでは、運動が学力に与える影響とおすすめの運動をご紹介します。

運動と学習成績の関係性

机の上に勉強本・ノート・鉛筆が置いてある

運動が学習成績に与える影響については、すでに研究結果が出ています。

研究のため、時間割に異なる体育の授業を組み込んだ実験では、週2回体育を行うクラスに比べて、毎日体育を行ったクラスのほうが算数、国語、英語の成績が明らかに向上していました。

また、体力的に優れている生徒ほどテストの得点が高くなり、運動不足の生徒のほうがテストの得点が低くなる傾向があることも研究でわかってきています。

さらに、体力のある子どもの脳を調べてみると、記憶をつかさどる海馬部分が大きいことが判明しました。

運動すると頭が良くなるのは何故?

なんでそうなるのか考えている子ども

ハーバード大学医学部のジョン・J・レイティ博士の研究によると、運動をすることで脳の神経細胞であるニューロンや脳に栄養を送る血管の形成が促されることが判明しました。

身体を活発に動かすことで記憶をつかさどる海馬が発達し、運動を続けることで脳の認知能力が高まります。

脳を活性化させるためには、一定時間心拍数を上げるようなスポーツや運動が有効です。

例として挙げられるのはウォーキングやランニング、子どもならかけっこやボール遊び、ダンスなど本人が楽しめるものがおすすめです。
またヨガやピラティスなど自分の動きを意識する運動なども効果があります。

学習の合間に集中力が低下してきたと感じるのなら、学習を継続するよりも一旦手を止めて身体を動かすほうが効率的です。

より理解を深めたい方はジョン・J・レイティ博士が執筆した『脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』がおすすめです!
書籍のリンクを貼っておきますので、ぜひ読んでみてください。

子どもたちを取り巻く環境問題

子どもの心と身体を鍛えるための外遊びやスポーツは、軽視されている傾向にあります。そのため、子どもたちの体力が低下しています。

生活が便利になったことや、ライフスタイルの変化だけではなく、習い事や塾が忙しく運動をする時間が減った、都市生活で運動する場所がない、同じように外遊びをする友達が減ったことも原因です。

一方で、テレビやゲームなど室内で過ごす遊びが増えています。
その結果、体力が低下し、日常的に疲労を感じているという子どもが増えているのです。

ライフスタイルの変化や子どもたちの運動に対する意識を改善するには長い期間を要しますが、場所がないという方は子ども向けの運動スクールやパーソナルジムなどを利用がおすすめです。

子どもの運動能力を高めるための方法をお知りになりたい方は「プロおすすめ!子どもの運動神経がぐっと伸びる魔法のトレーニング」の記事をぜひお読みください。

この記事を書いた人

パーソナルトレーナー齊藤登

トータルフィットネスサポート代表
齊藤 登

2004年に栃木県宇都宮市にて有限会社トータルフィットネスサポートを設立しパーソナルトレーニング、国民体育大会の帯同トレーナー、医療機関での運動指導、スポーツや医療系専門学校の講師、運動や健康づくりに関するセミナーの開催などを中心に活動している。

NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)ジャパン北関東地域ディレクターとして、日本におけるストレングス&コンディショニングの普及およびスポーツと健康に携わる専門職の育成にも力を入れている。

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