ダイエット管理に必要な体重計とメジャー

痩せるためには食事制限も有効ですが、引き締まった身体になるためには運動が必要不可欠です。そこでダイエット目的で気軽に運動ができるジムに通う方も多いですが、「なかなか痩せない」と悩む方もいらっしゃいます。

こちらでは、宇都宮のパーソナルジムで20年以上の指導歴を持つプロのトレーナーによるダイエット目的でジムに通ってもなかなか痩せられない理由を解説します。

ジムに通っても痩せられない理由~筋トレをしていないから~

痩せようと思ってスポーツジムでトレーニングを始めても、思ったような成果が出ないで悩んでいる方も非常に多いと思います。

ウォーキングやランニングなどの有酸素性運動は脂肪を燃焼させて減らす効果は期待できますが、脂肪をつきにくくすることはあまり望めません。
引き締まった身体になるためには、脂肪を減らすと同時に太りにくい身体になることが重要です。

そこでおすすめなのが筋力トレーニングです。筋トレで筋肉量が増えれば、消費カロリーが増えますので太りにくい身体を手に入れることができます。

特にスクワットなどの下半身の筋肉を多く使う種目は、普段歩くときに使う筋肉を鍛えることができるため消費カロリーを増大するのに効果的です。

有酸素性運動で今ある脂肪を減らし、筋トレで食べても脂肪になりにくい身体を目指しましょう。

トレーニングジムで自分の体重で行うスクワットのエクササイズをしている男性
自重スクワット
(画像をタップすると動画が見れます)

ジムに通っても痩せられない理由~運動する順番が違う~

AかBか悩んでいる人形

筋トレと有酸素性運動を両方行っていても、運動の順番によって効果に違いがでるのをご存じでしょうか。

脂肪を効率的に燃焼させるには「筋トレ→有酸素性運動」の順番が効果的です。

なぜ筋トレが先で有酸素性運動が後なのか理由を説明します。
筋トレを先に行うことで、有酸素性運動のときに脂肪を多く使うことができます。

筋トレをするとアドレナリン(別名エピネフリン)や成長ホルモンなどが分泌されます。
これらは脂肪組織で脂肪分解を促進し、血中の遊離脂肪酸濃度を上昇させるため脂肪を使いやすい状態にしてくれます。
料理でラードを熱することで溶かして使える状態にするイメージと似ています。

したがって、脂肪を効率的に燃焼させたい場合は筋トレをした後に有酸素性運動を行う順番がおすすめです。

脂肪を燃焼させるための有酸素性運動のポイントとしては、追い込まない程度の強度で長く実施できるように負荷を調整することが大切です。
強度を高くして追い込んでしまうと脂肪が使われにくく、運動時間が短くなってしまうので覚えておきましょう。

逆に有酸素性運動を行ってから筋トレを行った場合はどうなるのか見ていきましょう。

有酸素性運動では多くのエネルギーが消費されます。
このときに脂肪以外にも筋肉や肝臓に蓄えられているグリコーゲンも使われます。
グリコーゲンは筋トレで必要となるエネルギー源のため、グリコーゲンが使われて不足した状態では筋トレで適切な運動量を確保することが難しくなります。

また、グリコーゲンを補うために筋肉を分解してしまうこともあります。筋トレではグリコーゲンが十分にある状態で行うことが望ましいので、有酸素性運動の後に筋トレを行うのはおすすめできません。

運動後の食事に注意!

ジムで運動後にプロテインを飲む女性

ダイエットが目的であっても運動後はしっかりと食事をすることが大切です。

理由としては、運動後に何も食べないと筋肉を修復することができずに筋肉が減少してしまうことがあります。

筋肉が減少すると太りやすい身体になってしまうため、運動後は脂っこいものやカロリーを抑えながら、バランスの取れた食事(主食・おかず・野菜・果物・乳製品)を心掛けましょう。

また運動後にプロテインを摂るのもオススメです。特に運動後45分以内にプロテインを摂取すると筋肉の材料となるアミノ酸(たんぱく質が分解されたもの)が取り込まれやすく、筋肉が合成されやすくなるので効果的です。

実際のトレーニング方法や進め方などは「プロがおすすめ!ボディメイクで理想の体型になるトレーニング方法」で紹介していますので、こちらもお読みください。

この記事を書いた人

パーソナルトレーナー齊藤登

トータルフィットネスサポート代表
齊藤 登

2004年に栃木県宇都宮市にて有限会社トータルフィットネスサポートを設立しパーソナルトレーニング、国民体育大会の帯同トレーナー、医療機関での運動指導、スポーツや医療系専門学校の講師、運動や健康づくりに関するセミナーの開催などを中心に活動しています。

NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)ジャパン北関東地域ディレクターとして、日本におけるストレングス&コンディショニングの普及およびスポーツと健康に携わる専門職の育成にも力を入れています。

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